2002-06-10 第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第14号
それからもう一つは、これはもう釈迦に説法でしょうが、通常兵器も含めて、攻撃的兵器であるか防御的兵器であるかというのは、これはコインの裏表に等しいんですね。攻撃的でもあり防御的でもある。
それからもう一つは、これはもう釈迦に説法でしょうが、通常兵器も含めて、攻撃的兵器であるか防御的兵器であるかというのは、これはコインの裏表に等しいんですね。攻撃的でもあり防御的でもある。
○国務大臣(高村正彦君) 先ほどまで委員と基本的に同じ考え方だと申し上げましたが、今のはちょっと違うわけでありまして、攻撃的兵器と防御的兵器、悪循環と、こうおっしゃいますが、これは鶏と卵の関係ではなくて、どっちが先かはっきりしているわけです。
だから、米国は台湾に対して、必要とみなされる量の防御的兵器、武器を供給する。戦闘態勢を支援する、こういうことを言っているのですね。 それから三番目は、米国は、台湾住民の安全あるいは社会または経済体制を危機にさらす武力行使またはその他の強制に対して抵抗する軍事的能力を維持するということを言っています。
そして防御的兵器の携行という問題になってしまう。そしてそれによって結局は憲法違反だどうだ、あるいは国民の大きな不安というのと正面衝突してしまう。そうすると、結局はその部分を、当初政府がお考えになった幾つかの案の中には自衛隊部分は切り落とされて、なかったはずだ。後から追加されたはずです。
それから、攻撃的兵器と防御的兵器という言葉の意味でございますが、必ずしも私は正確に御質問の意味を理解しているかどうか自信がないわけでございますが、現在自衛隊が保有しております個々の兵器につきましては、これを保有することによりまして、我が国の保持する実力の全体が自衛のための必要最小限度の実力を超えることとなるか否かによって、これが憲法上許される自衛のための防衛力の範囲内であるかどうか、あるいは許される
私ども、防衛力のあり方の問題として、デタントが定着した国際情勢の中で、今日の防衛というものは非攻撃的な、防御的な性格を基本とすべきだ、こういう一つの考え方を持っているわけですが、この観点に立ったならば、兵器のあり方も攻撃兵器から防御兵器に全体を変えていく努力が必要なのではないかというふうに思うわけなのですが、防衛庁は、攻撃的兵器、防御的兵器、こういうふうに分けまして、現状の防衛庁の装備している兵器というものは
まず我々が言われており、我々もそう思っておりますことは、SDI全体というものは非核の兵器である、そしてそれは核兵器を廃絶するための防御的兵器であります。そういうことをまず第一に我々は言われておるし、我々も今まで検討した結果はそういうものである。
原則的なことを聞いておるわけで、攻撃的兵器、防御的兵器ということを区別することは困難だ、外国でも一般的にそう考えられておるし、我々もそう考えておる、一貫してそれは変わらない、こういうふうに私も理解をいたします。 そこで、最後にSDIを聞きたいと思うのです。
いわゆる攻撃的な戦力、防衛的な戦力という戦力一般ではなくて、これをもっと狭めまして、攻撃的兵器というものと防衛的あるいは防御的兵器という問題について、防衛庁の見解をこの際ただしておきたいと思うのですが、これは分けられないですね。その兵器が専ら防衛の用に供するものか、侵略、攻撃の用以外に用いないものかというように明確に区別はつけられない。攻撃的兵器、防衛的兵器というふうに明確に区別はつけられない。
○中曽根内閣総理大臣 SDIにつきましては、研究を理解する、こういう態度で、特にこれが非核兵器であり、防御兵器の体系であり、そして終極的には、大量虐殺、大量殺傷の攻撃的兵器体系から防御的兵器体系に転換しようというレーガン大統領の夢を盛っている、こういう大きな計画であります。
レーガン大統領が言っておるSDIというのは、核兵器を地上からなくすために、言いかえれば核兵器というものを不必要にしてしまう新しい防御体系の兵器を生み出す、それがSDIである、そういう意味においていわゆるスターウォーズという名前には値しない、スターウォーズという名前は適当でない、そういうようなことも言っておりますが、私は、レーガン大統領が、ICBMのような攻撃的兵器によらないで、防御的兵器によって攻撃的兵器
さらに、SDIに対する考え方の御質問でございますが、これはアメリカが、今までのようなICBMのような攻撃的な核兵器、大規模な核兵器による攻撃的兵器体系による均衡と抑止という考えから、防御的兵器体系による均衡と抑止に変えていこうという、大きな始まりであると私は考えておる。
○井上(普)委員 このSDIが核廃絶に向かう、あるいは防御的兵器であるという決めつけ方をせられるところに、私は問題があると思う。昔から、防御的兵器と言いながら攻撃的兵器になるのは兵器の常なのです。こんな当たり前のことさえわからぬような総理大臣では、あやふやでしょうがない。それをまた理解を示す安倍さん、あなたに対しても私は幻滅を感ずる。
それに対しまして一つの考え方として、そういう攻撃的な核兵器の破壊力というものに抑止を依存するかわりに、そういうミサイルを無力化するあるいは破壊するという防御的兵器によって、従来の相互確証破壊とかそういう名前で呼ばれました抑止力の概念を、新たな防御兵器の体系によって新たな抑止の考え方をいわば探求する、そういう考え方がレーガン大統領の言っておるSDI、戦略防衛構想の基本的な考え方である、こういうふうに理解
○国務大臣(安倍晋太郎君) これは先ほど申し上げましたように、しばしば申し上げておりますが、アメリカのレーガン大統領がこれは防御的兵器である、非核兵器である、そして最終的には核絶滅につながっていく兵器であるということを日本の総理大臣に対して明確に申しておるわけでございます。
○政府委員(栗山尚一君) 対衛星攻撃兵器というものがそのASATと言われるものであるというふうに理解しておりますが、全体の核戦略の中でそういう対衛星攻撃兵器というものが、今おっしゃられた攻撃的兵器、防御的兵器という分類の中でどういうふうに扱われるべきかというのは、これは一概には申し上げられないと思います。
「攻撃的兵器と防御的兵器の区別をすることは困難であるということは、外国の専門家も言っておりまするし、われわれもそう思います。なぜかならば、防御的な兵器でありましてもすぐに攻撃的な兵器に転用し得るわけであります」、こういう答弁をしておるわけでございます。
SDIにつきましては、前から申し上げましたようにこれは非核であり、防御的な兵器体系であり、核兵器の廃絶を目指すものであり、長期的な研究段階であると、そういうことで非核と防御的兵器という点に私は非常に魅力を実は感じたのであります。
であるならば、今海の物とも山の物ともわからないようなこういう研究に対して、私は賛成するんじゃなくて、アメリカが例えばこの研究について五年間やってきた、これはもう技術的にも大丈夫だ、これは本当に防御的兵器だ、こういう結論が出て、そうして日本の国に要請してきた、そのときにゴーなりノーなり何か出すべきじゃないか。だって、防衛庁長官だってまだよく知らないんだ、こう言っている話ですからね。
○政府委員(栗山尚一君) 防御的兵器というのは、レーガン大統領の説明その他アメリカ政府が最近公にしております文書等によりますると、あくまでも相手の撃った弾道ミサイルをその目標到達までの段階において捕捉をしてそれを破壊する、こういう目的を持った兵器体系を想定をして研究をしよう、こういうことでありますので、そういう意味においてあくまでも防御的な兵器である、こういうのがアメリカの政府の説明でございます。
○久保亘君 核地雷といえども、これは敷設する場所によって、使い方によって防御的兵器というふうに限定できないでしょう。核地雷がやっぱり仮に日本の本土内に敷設されれば、自国の国民の生命を殺傷し自国の国土を破壊するんですから、このような武器は防衛のための武器とは言えないんじゃないですか。
そこで、これは将来の問題だとはいいながら外務大臣は、アメリカからの要求にこたえて、それが防御的兵器であるという前提もつけておられるけれども、我が国の技術を供与するということに理解を示したい、こういうふうに言われているわけでありますが、将来、現実に宇宙兵器開発に絡む技術の供与を求められた場合、我が国の宇宙政策あるいは非核三原則との深いかかわり合い、それらの根幹に抵触するような状況が生まれてくるのではないか
防御的兵器であるからいわゆる宇宙兵器の場合についても技術供与ができるのだ、これは今すぐするという意味じゃないが、将来の問題としてできるのだ、こういうことを言っているのです。しかし問題は、昔から攻撃こそ最大の防御という言葉もあります。
それからまた、防御的兵器であるとはいいながらも、兵器はどんどん日進月歩していくわけでございますから、それがいつ何どき攻撃的兵器にも変わらないとは限らないわけですから、そういう点について私は、宇宙兵器の軍事技術については慎重の上にも慎重を期さなければならない問題であり、むしろそういう問題については、我が国は平和憲法の立場からアメリカに対してそういう協力まではできません、こういう姿勢をとるのが本来の外務大臣
そこでもう一つ、外務大臣が答弁されております防御的兵器であるかどうか、こういうことは判断の基準に入るのでしょうか。あわせてお伺いします。
○安倍国務大臣 私が防御的兵器と言ったのは、今の弾道ミサイルですか、その質問が出たとき、弾道ミサイルというのは要するに攻撃してくるミサイルを迎撃するための防御的兵器だ、こういうふうに理解している、こういうことで申し上げたわけであります。
いまのように、二十四万人で守れるかとか、あるいは攻撃的兵器、防御的兵器という、そういう理詰めのお話をなさいますが、私は、攻撃的兵器、防御的兵器というのは一応成り立つと思うのです。たとえば、攻撃的兵器というのはみんな防御に使えます。しかし、防御的兵器で攻撃的になかなか使えないものがあります、ある程度限定すれば。
自衛のために必要最小限度の実力、そういう言葉だけではよくわからないから、何かほかにもっと説明のしょうがないかという国会の御論議がございまして、そこで、憲法で保持を禁じられておるその必要最小限度の実力、それを言いかえれば、たとえば相手国国土の壊滅的な破壊をもたらすような兵器、侵略的と申しますか、そういう兵器、これを攻撃的というふうに申し上げたこともございますけれども、これは防御的兵器との対比においてそういう